名古屋駅の地下深くへ、進む「リニア駅」巨大工事
現在までに静岡県の水資源案や工事による事故、JR東海が当初目標としていた2027年の(東京-名古屋間)開業は厳しい状況が続いています。
【名古屋駅の目的】
名古屋市では「名古屋駅周辺まちづくり構想」「名古屋駅周辺交通基盤整備方針」における名古屋駅の将来の考え方や方向性等を基にリニア中央新幹線開業に向けて巨大都市計画が続いています。
名古屋駅(名駅)では5社9路線が乗り入れしていますが駅内の繋がり方が複雑との声も少なくなく、本再開発ではその点も変わってきます。東京-大阪間 約7,000万人の交流圏の「スーパーメガリージョン」(2045年予定)はまだ遠いですが、中部圏における観光の拠点【 スーパーターミナル・ナゴヤ 】の役割がいっそう高まると期待されています。
【リニア開業、名古屋の不動産へ与える影響とは】
1番の影響は東京-名古屋間約40分という、名古屋エリア「価値」の高まり。
日々再開発が進む名古屋エリアですが、周辺の新築マンションの値上がりも著しく、タワマン下層階の3LDKでも7000万円以上はします。また、繁華街の栄・金山・大須も路線価は年々上がり、まだ開発途上のエリアもリニア開通までにさらに路線価が上がる可能性は高くなります。その不動産価値を求める投資家動向も活発です。
【今後について】
名古屋市では今月に「名古屋駅西側駅前広場 整備計画」を公表しました。名古屋市民も本巨大計画に繋がり開業を待ち望んでいます。弊社テンポスでもリニア開業に繋がるテナント案は多く、これからの周辺再開発・都市計画に着目していきます。
作成者
テンポスフィナンシャルトラスト
名古屋営業所